幼児教育お役立ち情報

2016/11/4

テレビやスマホは子どもの教育に悪影響はあるの?

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デジタル環境の悪い影響について

スマートフォンが普及し、子どもにテレビやスマートフォンを見せる機会が増えてきています。

では、テレビやスマートフォンなどのデジタル機器を見せることが、子どもの発育にはどのような影響があるのでしょうか?

東北大加齢医学研究所は、子どもが長時間テレビを見て生活すると、脳の発達や言語能力に悪影響を及ぼすとの研究結果を発表しました。

視聴時間を「見ない」から「4時間以上」まで7段階に分けて分析した結果、テレビを長時間見た子どもの方が、脳の成長が遅い傾向が出たというのです。

テレビばかり見ていると心も育たなくなってしまう

アメリカでも、子どもに幼いうちからテレビばかり見せて放っておくと、他人の気持ちを受け入れたり理解する能力が育たなくなる、という調査結果が発表されました。

米オハイオ州立大学では、3~7歳の子どもを持つ親に、家庭でのテレビ視聴の状況について詳しく調査を行いました。

その後、子どもたちには「心の理論」の発達度を測るテストを行った結果、テレビを見る時間が長い子は、この能力の発達が低いことが明らかになりました。

過去の研究でも、テレビは、子どもが「他人にはそれぞれの視点と考えがある」という判断力を発達させるのに役立たないという結果がありましたが、今回の結果もそれを裏付けるものでした。

就学前は特に影響が大きい

子どもが、他者の心の状態を推測する心の機能―「心の理論」―を急速に発達させるのは、就学前の時期だといいます。

心理学でいう、この「心の理論」が、この時期に十分に育たないと、他人の気持ちを察する能力に欠けるため、後々の社会生活に影響が出てしまうのです。

調査を担当した、米オハイオ州大学のナザンソン准教授によると、テレビに対して本、読書は登場人物の気持ちを描写するので、この能力を育むことができるといいます。

幼いうちから、自分と他人の違いを受け入れ、理解できる能力を養うことは、大人になってからの対人関係がどれだけうまくいくかを左右する大事な要素だと言えるでしょう。

子どもには、テレビやスマートフォンではなく、絵本の読み聞かせなどを増やしてあげたいですね。

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