幼児教育お役立ち情報

2016/11/25

社会に出てからの成功を分けるEQの教育とは

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心の知能指数「EQ」

IQ(知能指数)が高いだけでは人間としては未熟で、EQ(Emotional Quality:心の知能指数)が高くなければならないという本が1998年にベストセラーになり話題になりました。

この本の著者ダニエル・ゴールマン氏は、知能(IQ)よりも心(EQ)が大事だといっています。

ダニエル.ゴールマンによると、EQ能力を発揮している人として、次のような人をあげています。

・自分自身を動機づけ、挫折しても、しぶとくがんばれる人

・衝動をコントロールし、快楽をがまんできる人

・自分の気分をうまく整え、感情の乱れに思考力を阻害されない人

・他人に共感し、希望を維持できる人

EQは訓練により高めることができる

EQの高い人とは、どのような困難にあってもそれをコントロールし、前向きに、笑顔で受入れ取り組むことができる人です。

そのような姿勢を持つことで、周囲からも敵視されることなく人間関係を構築していくことができます

EQは、
「人の態度や物言いなどのあらゆる言動は、その時々における自分自身の感情の状態に大きく左右されている。したがって、このことを意識して、うまく利用することができるのは、一つの能力であり、この能力は誰もが備わっているもの。だから、適切な訓練によって、その発揮能力を高めることができる。」
という概念です。

つまり、「自分の『今の感情の状態』を認識し、それをコントロールすることができれば、自分にとって適切な行動をとることができるし、前向きな感情を生み、前向きな行動をつくりだすことができる」

また、「相手の『今の感情の状態』を認識することができて、相手に対して配慮できる言動がとれれば、対人コミュニケーションはとてもうまくいく」・・・ということなのです。

IQももちろん重要ですが、EQをおろそかにしない子育てを目指したいですね。