コラム

2014/01/517 寝ているときは『ゼロ意識』状態?

寝ている間に、様々な問題に対する回答が得られれば、これほど楽なことはありませんね。
ただ、本当に正しい答えなのか?とその効果に心もとなさを感じる人がいるかもしれません。
しかし、最近では寝ているときの意識を使う思考法こそ、最高級の頭の使い方だと理解されるようになってきました。

実はこの方法は天才と呼ばれる人たち、研究者たちがしばしば実践しています。
彼らは
「寝ている間に突然ひらめいた」
と言います。
おもしろいですよね。

たとえばドイツの化学者、フリードリッヒ・アウグスト・ケクレです。
ケクレは、ベンゼンの化学構造の謎を解こうと、いろいろ考えをめぐらせていました。
行き詰まりを感じ始めた頃、ある晩、ケクレは肘掛け椅子に座ってついウトウトしてしまいました。
そして夢を見ました。夢の中で、目の前に原子が踊りだしたのです。

互いに密着した原子が長くつながり、蛇のように曲がりくねっていました。
ケクレは雷に打たれたように「はっ」として目を覚ましました。
そして、その夢をヒントにベンゼンの化学構造の謎を解くことができたのです。

なぜ、こんなことが起きるのでしょう。
人間には「顕在意識」と「潜在意識」そして「超意識」という3つの意識があることが知られています。
私たちが日常使っているのは顕在意識による左脳の思考力で、この思考力には限界があります。
人間はその能力の3%しか使っていないと言われますが、それはまさに顕在意識による思考の限界なのです。

では、残りの97%の能力はどこにあるのでしょう。
それこそ、右脳の潜在意識と超意識の能力なのです。
超意識というのは潜在意識の中でも最も深い意識で、宇宙とつながる力を持った意識と理解してください。

大切なのは、この右脳の意識を使うようにすることです。
それを使えば残りの97%の思考力を完全に使うことができます。
そして、それを効率よく使えるのが寝ているときです。
お分かりいただけたでしょうか?

私たちが眠りに入ると、左脳は完全に休みますが、右脳はいつも電源が切れずに働いています。
この右脳の意識になっている状態を「ゼロ(純粋)意識」と呼びます。
左脳をまったく使わないからゼロ意識です。
この意識のときに、宇宙とつながることができます。

ゼロ意識の働きは驚異的な力があります。
寝ているときこそ、最高の知性を働かせる状態にあるというわけです。

―――マイケル・レイ(スタンフォード大学、経営学大学院教授)の言葉―――

これまで理論的で事実に基づいた意思決定の手法に力を入れてきた。
今では金融のような保守的な職業でさえ直感的意思決定の価値を認めている。
ここ数年におけるこの逆転現象には驚くべきものがある。

コペル 代表 大坪信之

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