コラム 大坪信之のワンポイント徳育アドバイス

2016/12/1553 赤ちゃんは学ぶことが大好き(1)

神経科学者のサンドラ・アーモット氏とサム・ワン氏は、最新脳科学の立場から、赤ちゃんは生まれながらの勉強家であると主張しています。

人間の脳が最も大きく変化するのは、生まれてから一歳になるまでの最初の一年間だそうです。

赤ちゃんは、この一年で、話し方から動き方まで、大人と同じ基礎能力を身につけるといいます。

人間は進化の過程の中で、子どもは学び上手に、大人は教え上手になったと言われています。

赤ちゃんが興味をしめすことややりたがることは、一見遊びのように見えるかもしれませんが、実は大切な学習なのです。

赤ちゃんは何にでも興味津々で、すぐに自分で試したがりますよね。

これは、赤ちゃんが生まれつき学ぶことが大好きであるという証拠なのです。

赤ちゃんにとっては、生活の中で出会うすべてのものが目に新しく、一瞬一瞬いろんなことを学んでいるのです。

さて、このように様々なことを学ぶ赤ちゃんの脳の中では、どのような成長が起こっているのでしょうか?

次回からも続きをお話ししていきたいと思います。

コペル 代表 大坪信之