コラム

2017/09/2030 『アメリカ建国の父』フランクリンに学ぶ良い習慣の重要性

アメリカ合衆国の建国の父と言われるベンジャミン・フランクリンをご存知でしょうか?
フランクリンは、自身が大きな功を収められたのは良い習慣があったからだと述べています。
今回はフランクリンの功績と、それを支えた習慣をご紹介させていただきます。

フランクリンは1706年、北アメリカのボストンに生まれました。
12歳の時から兄の印刷工場に出て、仕事を習いましたが、子どもながらもよく働いて仕事をおぼえ、間もなく一人前の職工になりました。其の間にも知人からいろいろな本を借り受けて、一日の仕事がすむと、それを読むのを楽しみにしていました。

17歳の時、フィラデルフィアへ行って、印刷工場にやとわれ、そこで一所懸命に働いていましたが、遂に23歳の時、独力で印刷業を始めました。それから長くこの地に住むこととなりました。

今ではアメリカ合衆国屈指の大都会であるフィラデルフィアも、フランクリンが来た頃には、まだ不便で落ちつきのない新開の田舎町に過ぎませんでした。
フランクリンはその頃こんな考えを持っていました、

「風の強い日に、ほこりが一人の目にはいったとか、一軒の店先に飛込んだというだけでは、大した事ではない。しかし、人口の多い町で、こうしたことが始終起こるとすれば、もはや些細な事とはいわれない。

だから、些細な事にも、ふだん心をとめるがよい。およそ人間の幸福というものは、時たま起こるすばらしい幸運よりも、かえって日々に受ける些細な利便の方にあるものだ。」と。

そこで、公共のためになると思ったことは、何事についても、熱心に自分の意見を発表して、人々の賛成を求め、共に市民の幸福を進め、平和をはかることに骨折りました。

フランクリンは、まずフィラデルフィアに図書館をこしらえました
はじめは知人と相談して、めいめいの蔵書を持寄って、それを取りかえて読むことにしていましたが、後には会員をつのり、資金を出し合って協同の図書館を設け、書物をたくさん買い集めて備えつけ、会員に貸し出しました。
これにならって同じような図書館がいくつもできて、人々の知識を進める上にとても役立ちました。

フランクリンはまた、新聞紙を発行しました。この頃の新聞紙の記事には、間違いや有害な事が多かったのですが、フランクリンは、正しい有益な記事を自分の新聞紙にのせました。

それから、そのころは火事が多かったのですが、フランクリンは火災を防ぐ方法を調べ、それを印刷して配ったり、有志の者を集めて消防の組合を作り、火事があるとすぐにかけつけて消防につとめることにしたため火事が少なくなりました。

それから、便利なストーブも発明しました。それは従来のものよりもよく部屋があたたまる能力があり、燃料の薪も節約になるので、多くの家庭に喜んで用いられて、間もなく広まっていきました。

その他、フランクリンは寄付金を集めてこの地に始めて大学を立てたり、有益な日曜暦を工夫して発行したり、街路を改良したり、病院を開いたりして、公益のために力を尽くしました。

なかでも電気を研究して、雷が電気の作用であることを証明し、避雷針を発明して広く世のためになったことは有名です。
このようにフランクリンが成し遂げた功績は数知れません。

フランクリンは実行すべき良い習慣「13の原理原則」を手帳に書き、毎日実行できたかどうかをチェックしたので、良い習慣を身につけることができ、たくさんの世のため人のためになることを成し遂げることができたと言っています。

最後にその「13の原理原則」をご紹介させていただきます。

ベンジャミン・フランクリンの13の徳目

1.節制 頭が鈍るほど食べたり飲まないこと。
2.沈黙 つまらぬ話は避けること。
3.規律 自分の仕事はそれぞれ時間をきめてやること。
4.決断 決心したことは必ず実行すること。
5.節約 むだな金は使わないこと。
6.勤勉 時間をむだにしないこと。
7.誠実 策略をもちいて人を傷つけないこと。
8.正義 他人に損害をおよぼさないこと。
9.中庸 両極端を避けること。
10.清潔 身体、衣服、住居の不潔を黙認しないこと。
11.平静 避けがたい出来事で心を乱さないこと。
12.純潔 性の営みは子孫のために行うこと。
13.謙譲 キリストとソクラテスにみならうこと。

フランクリンはこの13の徳目から毎週1つのテーマを定めて生活していたといいます。私たち自身も、子どもにも、ぜひ見習わせたいですね。

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