2022/08/20 子どもの悩みへの解消法とは
子どもが悩んでいる時どうしてあげればよいのでしょうか。
例えば、良くある状況は何かの出来事がきっかっけで幼稚園や保育園や小学校に行きたがらないでぐずり、登園登校拒否をしまう子どもも少なくありません。
子どもの気持ちを理解したお母様の対応が、子どもへの勇気づけとなり意欲に繋がります。
子どもとはいえ周囲を観察する力、先を予測する力、想像力、お友達と協調して遊ぶ力は育ってきています。
そのため、登園拒否には本人なりの理由があります。
周囲と自分との違いに気づき、友達との意見の相違があることで「友達と一緒に遊びたい！でも私は○○で遊びたいのにちっともできない」「私は工作がしたいのに、運動会の練習ばかりでイヤ！」 などと、自分という存在の確立にジレンマも感じるようになります。
「行きたくない」理由もたくさんありますが、例えば友達とトラブルがあったから、担任の先生が転勤や退職で変わってしまったから、苦手なことをしなければならないから、クラス替えで担任やクラスメイトが変わったから、転勤で友達が変わったから、周りの人より劣っていると感じたから等いろんな要因があります。
そのような複雑な心情で泣くときに、お母様ができる対応とは一体どのようなものでしょうか。
まずは、子どもの話をよく聞いてあげましょう。
「なぜ行きたくないのか」子どもなりの理由を聞き、理解する姿勢を見せることが大切です。
「そう…いきたくないのね」
「お友達と一緒に、あなたの好きな○○がしたかったのね」
「幼稚園で、もっと工作がしたかったのね」
お母様が共感してくれることで、それがたとえ解決できないようなことでも、子どもは気持ちが楽になり、「もう少し頑張ってみようかな」と勇気が湧いてきやすくなります。
ただし、子どもは物事が大きければ大きいほど本当のことは言えませんのでおかしなことを言ってしまうこともあります。
また、小学校前の子どもであれば夢の中のような状況ですので本当のことかイメージしただけのことかを区別することはできません。
そのような子どもの話だけを信じて、担任の先生や、お友達の保護者に怒鳴り込むお母様がいますが、これがかえって我が子を傷つけ、心に深い傷を負わせることがあります。
するとその後、子どもがお母様に園や学校での様子を何も話さなくなったり、本当に困った時に相談できなくなったりますので、感情的な対応は控えましょう。
「行きたくない…」と泣く我が子を登園登校させるのは、心配でたまらないお母様も多いと思います
でも、お母様が不安そうな顔をしていると、子どもにもその不安が伝わってしまいます。
朝は大人でもテンションが下がりがちですが、なるべくテンションを上げて、笑顔で子どもを送り出すようにしましょう。
お母様が不安な顔で送り出したことが原因で、情緒不安定になる子もいます！お母様は子どもの力を信じて、日頃からポジティブな気持ちを持ち、笑顔で送り出すように心がけましょう。
お母様の不安がうつらないように、お母様は努めて明るく楽しそうに登園の準備をするようにしましょう。
子どもにとっては「お母様の顔を見る＝安全確認」であることが多いのです。
色んな変化に不安を感じない子どもはほとんどいません。
ただ、不安の表現の仕方が十人十色なだけなのです。落ち着きがなく騒ぐ子や、興奮してペラペラ喋りだす子、無口になってしまう子、帰った途端にわがお母様を言いだす子…泣いてなくても、子どもたちは不安を感じ、それでも毎日頑張っています。
このように子どもなりに色んなストレスがあり心身共に疲れていることもたくさんあります。
そこで、休日はできるだけ好きなことをさせてあげるようにしましょう。
また、休日に身体を動かすことも、気分がすっきりしてリフレッシュできます。
その子のペースでゆっくりと成長していけるようなサポートができたら良いですよね。
大切なのは子どもを信じてあげて安全基地になってあげることが重要です。
子どもがお母様に求めているのは、アドバイスや解決策を教えてもらうことではなく、共感してもらうことなのですね！
