わたしの教室の感動ストーリー

高宮教室 まろさんより

大丈夫だよ。

10月のある日、友達のA子ちゃんからバスケの体験に誘われて行くことになった息子
好奇心旺盛な息子は「なんか楽しそうだから行きたい!」と言い体験に参加した
初めてのバスケットボール、初めてのチーム競技。体験を終えた後も「楽しかった!やりたい!」とやる気満々な様子
私は大丈夫かな?コーチは厳しめだし、ウォーミングアップは体育館を何周も走るし途中で逃げ出したくなるんじゃないか、、と思っていた
体験2回目を終えた後も息子の気持ちは変わらず「バスケやる!始める!」と言いA子ちゃんと一緒に入会を決めた

 入ってすぐ女子と男子は別の練習メニューになることが多く、一緒に入会したA子ちゃんとは接点が少なかったし、ちょうど大会前でコーチはとても厳しく指導していた
私は練習風景を見ていて、いつも心配をしていた
“あの子、A子ちゃんとも別になったし、コーチの厳しい指導がこわくかいのかな”とか“走り込みきつそうだな”とか、、練習の終わった後、車の中で息子に「今日の練習はどうだった?」と聞くと、「楽しかったよ!お母さん、ドリブルできたよ!」「お母さん、シュート入ったの見た?!すごいかったやろ!」と毎回出来ることが増えていくのが楽しくて仕方ないようでした。
そんな日が続いたある日、強化練習という朝から夜まで練習する日がやってきました
普段は2時間の練習がこの日は8時間練習
初めておにぎりやおやつなどを持参しての練習でした
練習途中、長い休憩の昼食タイム
元々いた同じ2年生メンバーはすぐに集まり楽しそうに会話しながら昼食をとろうとしていました
息子はどこに座ったらいいのか迷っていて、1年生の子に声をかけてみたけど、声が小さくて聞こえません
その時は1人座っておにぎりを食べているのを遠くで見守りました
息子にとっては新しい場所、まだよく知らない人たちの中に1人で入っていくのはコペルに入会した時以来だったと思います
コペルに初めて入会した時は、優しい先生が出迎えてくれて「初めてなのにすごいすごい!」「よくできてるねー!ここもできたねー!」と嬉しい言葉をたくさんもらってきたし、はじめましてのお友達がトイレの場所を案内してくれたりとたくさんの優しさに包まれていましたから、バスケットボールの昼食時間のような状況に遭遇するのは初めての体験だと思います。

長い強化練習が終わり息子と久しぶりの会話でした
「長い時間頑張ったねー!お疲れ様ー!」といつも通り声を掛けました
「めっちゃきつかった!でも、今からまだやれそう!」
と前向きな発言に内心、びっくりしました。
「おにぎり2個で足りた?」と聞くと、「うん!美味しかったからまた作ってね!」と言ってくれました。

その後の週1回のコペルの日
この日は、振替でいつもと違う曜日に行きました。息子が「先生、僕のこと知ってるかな。お友達知ってる子いるかな。」と呟きながら入って行きました。コペルが終わって迎えに行くと、隣の男の子と楽しそうに話す息子がいました。
私を見つけると「◯◯くん!数検で一緒だったから友達だった!」と笑顔で教えてくれました。
振替の先生が「とても頑張っていましたよ。◯◯(息子)くん、とても素直ですよね。なんでも頑張って取り組めてました。かけ算がすごく早くてびっくりしました!◯◯先生(担任)にも伝えておきますね。」と話してくださり、隣で聞いている息子も嬉しそうに聞いていました。

私は、バスケットボールに入会してから心配事が多かったせいかコペルにくると、とても楽な気持ちになりました。
今回のことで、学んだこと。それは、私が息子に気付かされました。息子は物事を前向きにとらえることができる。『心配』や『不安』より『楽しい』『できる』を増やしていっているんだなぁと。
それは、いつもコペルの先生がかけてくれている優しい言葉たちが息子の力になっているのだと感じました。
私も息子を応援しようと思います。
「お母さん!今日バスケやけんコペルのプリント朝やるね〜」で始まる今日この頃

でも、もし息子がどこかで壁にぶつかることがあった時は「大丈夫だよ。◯◯はいつも頑張ってるね」と笑顔で言ってあげたいと思います。

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