幼児教育お役立ち情報

2019/03/10

イヤイヤ期の子どもの叱り方とは?

イヤイヤ期とはどのような時期?

イヤイヤ期とはどんな時期なのでしょう。

それは、「ママとは違う自分」いわゆる「自我」を育てる時期です。

赤ちゃん時代は、「ママ」と「自分」の区別がはっきりしていません。

徐々に「ママ」や「自分」がいることに気が付き始め、1歳半~3歳ごろになると急激に自我が育ってきます。

その「自分でやりたい」という欲求は抑えがたいほどで、これが自立の第一歩になります。

イヤイヤ期の子どもの受け止め方

イヤイヤ期の子どもの行動は、とても理不尽ですから、善悪で考えるとイライラしてしまうご両親も多いことでしょう。

でも、これは「発達のための必要な過程だ。」ということと、「いつまでも続かない」ということを、ぜひ心に留めておいてください。

では、そのような時期の子どもをどのように受け止め、叱っていくべきなのでしょうか?

この時期の子どもの感情は激しく、叱っても親の言葉は届きにくいものです。

「ダメなことはダメと教えなくていいの?」と、親も感情がエスカレートしてしまうこともあるかもしれませんので、叱る時のポイントを押さえておきましょう。

イヤイヤ期の子どもの叱り方

叱る時のポイントは3つです。
1分以内で叱る
行為を叱る
人格を否定しない

お友達を叩いたら、叩いたことを叱りましょう。

その時、怒る必要はありません。

「お友達を叩いたらダメよ」と、目を見て叱るのです。

コペルママは優しくきっぱりですね。

また叱る時の基準も3つあります。
危険なことをしたとき
人を傷つけることをしたとき
・社会のルールに反し人に迷惑をかけたとき

この3つをしたときは、中途半端に止めるのではなく、きっぱりと「ダメ!」と叱りましょう

駐車場で走ったり、お友達に危険が及んだりするときは、暴れてもしっかり抱きしめ「危ないよ!」と、叱りましょう。

これ以外では、親は負けてよし!です。

3歳を過ぎると少しずつ社会性がつき、4歳から5歳になれば、周囲に合わせて我慢もできるようになってきます。