幼児教育お役立ち情報

2016/04/15

子どもが夢を叶えるためのセルフイメージの重要性

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子どもの頃の夢、あなたは叶えることができましたか?
親となった今、大きくなったら○○になりたい、と子どもが目をキラキラさせて夢を語る姿を見て、その夢が叶えばいいなと願いますよね。

夢を叶える方法があったら知りたいと思いませんか?

小学生の頃の夢を叶えた本田選手

日本中に夢を与えてくれたワールドカップで活躍して一躍有名になった本田選手が小学生の頃に書いた作文があります。これを読むと本田選手が活躍できた理由がよくわかります。

「将来の夢」
ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。だから、今、ぼくはガンバッている。

今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。

そしてレギュラーになって10番で活躍します。一年間の給料は40億円はほしいです。
プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人が、このぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。

一方、世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。
セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし10番をもらってチームの看板です。

ブラジルと決勝戦をし2対1でブラジルを破りたいです。この得点も兄と力を合わせ、世界の強ゴウをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることが、ぼくの夢です。

この作文から本田選手の自己イメージは世界一のサッカー選手だということがよくわかりますよね。

夢を実現する人と実現できない人の違いとは何か?

自己イメージとは、条件反射的に現れる考え方、感情、態度、振る舞いです。
即ち、潜在意識に植え付けられている自分の姿そのものです。
私たちは自己イメージの通りに考え、行うのが楽だからその通りに行動します。

なぜ夢を実現することができないのでしょうか?

通常人間は悪い思考、感情、行動パターンを多く持っているということが分かっています。
その誤った考え方(感情の持ち方、振る舞い)が目標(夢)を達成する時にそれを妨げる“障害”になってしまうのです。

我々の行動、思考、感情は実に95%は自己イメージに対する自動的な反応の結果
であり無意識の内に反応しています。
自分の意識でコントロールしているのはわずか5%程度です。
その為に、わかっていても、できないのです。

夢を叶えることができる人に共通していることとは?

正しい自己イメージを作るためには、アルファ波状態で潜在意識にアクセスしてイメージトレーニングを行うことが重要です。
成功者、天才はどんなに不可能に思えてもどんなに不利な状況でも、その目的、目標に即して正しい自己イメージ(思考、感情、行動パターン)を潜在意識にもっているためにその目的とした結果を得ることができるのです。

イメージトレーニングでイメージしたことが、条件反射的に考え方、感情、態度、振る舞いに影響を与えて、実現に近づいて行くという訳なのです。

子どもとの会話の中で、目標や夢を叶えるための方法を具体的に言葉にするよう促したり、行動に移せるようにサポートしていくことが子どもの夢を叶える第一歩になるのかもしれませんね。