かかより
時代を超えた勉強法?
私の実家は私、両親はじめ家族全員時代劇が大好きです。
近距離にある実家に行くと必ずと言ってよいほど、CSで時代劇専門チャンネルが流れています。
ある日、いつものように「ただいま~」とじぃじ、ばぁばの家を訪ねた息子。
リビングのテレビには、相も変わらず時代劇が。
その場面は、寺子屋で学習する幼い武士か大名のご子息が映っていました。
「子曰く、我十有五にして学に志す」とハキハキした声がテレビから聞こえます。
それを見た息子は、武士の倅の真似をするかのように、
「三十にして立つ。四十にして惑わず~」とスラスラと続きの孔子論語を言い始めました。
これには、じぃじ、ばぁばもビックリ。
時が止まったかのような驚き様でした。
「どこで覚えたの?」「いつ覚えたの?」と質問攻めにあう息子は、平然と
「コペルのあんしょう~! あ。入門じゃなくて皆伝な。」
と自慢げに応えるのでした。