わたしの教室の感動ストーリー

コペル横浜ランドマーク みいママさんより

ひといちばい敏感な子供を持つ母の成長ストーリー

コペルに通学を開始したのは、次女が2歳、長女が6歳になったばかりの時でした。子供は2人とも、出産後半年で職場にフルタイムで復帰したため、保育園で人生の3分の1以上の時間を過ごしてきました。(現在は次女4歳、長女7歳)

出産後からコロナ前まで、まだ子供たちが寝ている中で朝仕事のために家を出て、夜帰ってきてからの3~4時間が子供たちと一緒に過ごせる毎日でした。保育園に幼少期の大事な心や体を育ててもらっているちょっとした罪悪感を抱えながら、「家のローンを払うため」「教育資金を貯めるため」「より豊かな生活のため」働いてお金を稼ぐことが「親の役目」であり「責任」であると思い込んでいました。

ところが、コロナになって在宅勤務の日常となり、数ヶ月間長女の行動をじっくり観察する余裕ができたことで、ようやく気がつきました。これは違うな、一番大事なことは、そういうことではないなと。母歴6年目でようやくです。気づくの遅かったなぁと改めて思います。

そのことに気づいたのは、長女が内向的でセンシティブな性格を有する「ハイリーセンシティブチャイルド」ではないだろうか、ということを認識して、ようやく長女の個性に向き合う覚悟を持てたからです。これまで長女に手を焼いてきた自分の葛藤の理由も納得できるようになり「仕方がなかった」と思うと同時に、「ここをもっとこうしてあげればよかった」「こうしてあげたい」と色々なことを前向きに考えられるようになりました。

そんな気持ちの変化があって、次女が先に通っていたコペルの体験レッスンを長女にも受けさせてみようという思いに至りました。当時の長女は、癇癪が酷く、挨拶もままならない状態で、保育園にも行きたがらず、藁にも縋る思いで、様々な体験や習い事をさせてみたりしていました。

幼児教室に通い始めるには遅すぎるのではないかな、という思いもありましたが、次女と母子同伴のレッスンに通っていたことで、親も一緒に学んでいく姿勢が必要である事と、先生方がとても温かく包み込むように子供の個性を受け止めてくださり、信頼できる教室であることを実感していたので、長女にも同じように親子でコペルの教育を受けたいという気持ちが強くなっていました。初めは行きたくないと渋々だった長女が、終わった後にキラキラとした目で「ここに通いたい!!」と言ってきたことを、今でもよく覚えています。

先生が優しく明るくレッスンを提供してくださり、良いところ、できたことを褒めて下さるお陰で、コペルの教室に通うのを楽しみにするようになりました。本人の希望で小学生コースを継続し「学校の勉強がわかる!」「勉強が好き!」と言っている姿を見て、1年前は癇癪で大変な思いをしていたことが嘘のように感じます。1年前は、ふとしたことで癇癪が始まり「泣き止みかたがわからない!」と夜の公園で1時間近く泣いていたような時期ですから・・。

今の社会では、協調性・コミュニケーション・自己表現が上手な人が認められ、リーダーシップを発揮し、より高い社会的成功を手にする事ができるような仕組みで運営されている組織がほとんどです。教育においても、その能力を強化する為、選別する為の指導が最優先で行われているように感じていました。そのため「どうしたら長女の個性をポジティブなものに捉えることができるのか?」「彼女の長所って何だろうか?」ということで毎日頭の中がいっぱいでした。

内向的でセンシティブな性格の子供にとっては、沢山の人の中で積極的に発言し自己主張するということは、最も苦手な分野です。どうして自分はできないの?と葛藤し、周りの楽しそうなお友達の輪の中に入っていけず、浮いてしまい、生きづらさを感じる原因となってしまうのではないか、そんな人生を送るのは可哀想。なんとかしてあげたい、とずっと考えてきました。

けれども、コペルの教育は、子供一人一人の個性に目を当ててくれるもので、子供の個性をギフトとして考えよう、本人にもギフトであることを伝えよう、そのままのあなたでいい、と心から思えるようになりました。

「私たちは全然違う。だからこそ言ってくれないとわからない。あなたの考えていることをもっと知りたいから話してほしい」と真剣に伝えてきたことで、よく話をしてくれるようになりました。また、彼女との信頼関係と愛情の絆が強固なものとなったこと、一緒にいると本当に楽しく安らぐ時間を感じるようになりました。暗唱入門を通じて、一生懸命親子で取り組みクリアできたことも、功を奏したのではないかと思っています。特に、小学生コースになってからの「人間学」については、ネガティブ発言をしてすぐに諦めようとすることが多かった長女に一番学ばせたい内容で、親が言っても中々響づらくなってくる年齢の時に、大好きな先生から伝えてもらう事で、より心に届きやすくなっているのではないかと思います。

「できる!」「あきらめない!」「あしたやろうはバカやろう!」のような張り紙を家の壁に貼っていましたが、もうそれがなくても大丈夫な所まで心が育ってきていると感じ、少しづつ張り紙を減らしています。今の張り紙は「Be Positive!」。母自身が忘れないように、という意味でもまだ貼っています、笑。

このような貴重な学びと経験をさせてくれたコペルに心から感謝しています。
子育てにおいて一番大切なものは「愛」だと、今は自信を持って子供に伝えることができています!

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