わたしの教室の感動ストーリー

コペルアミュプラザ小倉 ヒロクラテスさんより

子育ては発見・感動の連続だ

1歳の誕生日を機に幼児教育を始めようと探していたところ、知人からコペルを勧められ、体験教室に参加した。

少し緊張しながら教室に向かい、授業に参加した。今まではどこに行ってもお利口さんねと言われる大人しい子だったのに、授業が始まると愚図って、泣いて授業どころではなかった。周囲はうちの子より小さい子もいるのに騒ぐことなく授業を楽しんでいる。早いうちに始めるとこんなに落ち着いた子になるのか・・・と、もう少し早く始めなかったことに後悔とこれから順応できるのか心配の気持ちでいっぱいになった。

授業後には先生から「初めてはみんな同じような状態でしたよ、特に男の子。皆さんもそのころを思い出したと思います。」と言われ、本当なのか、ひどいわが子をフォローしてくれているのか分からなかった。授業内容についても「1歳の子はお母さんと自分は一緒だと思っています。子供だけではできない作業もお母さんと一緒にできると自分が出来たと思います。どんどん一緒にしてあげてくださいね」と教えていただき、教室を後にした。

帰って、主人に教室での状況を話しながら授業でのことを振り返ってみた。そこで先生の「1歳ぐらいの子供はお母さんと自分は一緒だと思っている」という言葉を思い出し、今日子供が落ち着かなかったのは自分のせいだったのではないかと思うようになった。私が初めてのところに緊張し、愚図るわが子をあやしながら、泣き止まないことにどんどん焦りを感じていたことを、わが子は感じて全く落ち着かなったのではないかと気づいたのだ。

子どもが授業に慣れるのには少し時間がかかるかもしれないけれど、ただ愚図って落ち着きのない子という印象から、実は親である自分の状況を反映しているだけと気づけたことは子育てしていく上で大事なことだと感じ、コペルに通うこととした。

次の授業には「まだまだ二回目のところ、子供が慣れてなくても大丈夫。いろいろなことが出来なくて当たり前、私も子供と一緒に楽しもう」という気持ちで参加した。すると、前回のわが子とは別人のように授業の作業を楽しんでいる。こんなにも変わるものかと驚いたことは今でも忘れられない。そして授業後には初めての一歩をコペルの教室で見ることになった。小さい椅子と机、自分サイズの教室に動きたくなったようだ。その時に子供は何もしなくても徐々に成長・発達はしていくが周囲の人・物によってそのスピードはずいぶん変わってくることを目の当たりにした。今では教室で楽しそうに過ごしているわが子を見てコペルを紹介してくれた知人、心が折れそうになったところをフォローしてくださった先生に感謝の気持ちでいっぱいだ。

現在、一歳半のわが子は、作業内容によってムラはあるが、授業を楽しんでくれている。子供のために始めたコペルだが、共働きで忙しくしている私たち両親も、コペルを通じて、色々なアドバイスをもらっている感じがする。コペルに通うことで、子供に対する日々の触れ合い方を意識し、わが子の成長を以前よりも感じ取れるようになった。その一つ一つに喜び、感動している。子供とともに私たち親もコペルを通じてどんどん成長できたらいいなと思う。

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