幼児教育お役立ち情報

2018/06/10

日々を大切に生きることで子どもの成長が変わる

親子

日々を大切に過ごすことの重要性

前回の、幼児期に「志を伝える」教育をすると、夢をかなえる子どもに育つの記事では、夢をかなえる子どもに育てるための「3つのポイント」として、志を伝えることの重要性をお伝えさせていただきました。

続いて今回は、2つ目のポイント、「日々大切に過ごす」ことについて、お伝えしていきたいと思います。

早寝早起きで育てましょう

子どもの能力を育てるには、日々の生活が大切です。なかでも睡眠は、非常に重要だと考えられています。

体内時計は3歳くらいまでにつくられます。

昔から「寝る子は育つ」と言うように、睡眠は子どもの心身の成長に、とても大切なものです。睡眠をうながす役割をする「メラトニン」という物質があります。

朝、光を浴びることで分泌が抑えられ、その後14~16時間ほどで再び分泌されて、深部体温が下がるなど、体が眠るのに適した状態に導くようにできています。

つまり、午後9時くらいまでに眠ると、自然に7時までには目覚め、心身を安定させる「セロトニン」が分泌され、健やかに成長していくのです。

日々、急激な成長をとげている子どもにとって、睡眠は、その刺激を定着させ、エネルギーを消費した体をメンテナンスする大切な行為です。

調査によると、東大生の80%以上の人は、9時半前に寝ていたのに対し、一般家庭では、50%以下だったそうです。生活リズムとして、親が気をつけていきたいことですね。

積み木、ブロックなどの図形遊びをさせましょう。

積み木遊びは、想像力や創造性と同時に、手先の器用さ、集中力なども育てることができます。また、立体的な空間把握能力を高め、算数や数学の基礎力にも結びついていきます。

まだ積み木をお持ちでない方は、カラーの積み木より白木の積み木の方が、想像力を自由に使うことができますのでお勧めします。少しずつ買い足していくのも良い方法ですね。

積み木やブロックなど、知育玩具の遊びを「ほぼ毎日行っていた」のは、東大生の家庭では51.7%だったのに対し、一般家庭は29.9%だったそうです。

子どもの興味や関心を拡げましょう

幼児期は、いろんなジャンルのことに興味を持つように、環境を整えていくことが大事ですが、図鑑は、それを手軽におこなえます。

「昆虫」「花」「宇宙」「車」などの図鑑を、なんとなく幼児期にめくっていた子どもたちが、小学生くらいになると、博士のように話ができるようになります。

図鑑に関しては、東大生の家庭が約30%おこなっていたのに対し、一般家庭では約5%だったそうです。

いかがでしたでしょうか?

日々の小さな心がけで、子どもの成長は大きく変わってきます。

ぜひ、意識しながら育ててあげたいですね!