わたしの教室の感動ストーリー

コペル立川 よつぎさんさんより

私と娘のデート

我が家からコペル立川校までは車で40分の道のり。初めは、私と妻と娘の三人で通っていましたが、第二子の出産を控えていたので、しばらくの間、私と娘の二人っきりで通うことになりました。最初は、少々不安(いま思えば娘が一番不安だったはず)でしたが、思い返せば、公園で遊ぶこと以外で、二人っきりでゆっくり過ごす機会はほとんどなかったなぁと反省し、私は道中ではYouTubeやDVDを見せるのではなく、できるだけ娘との時間を楽しもうと心に決めました。
しかしながら、現実はそう甘くなく、私の思いとは裏腹にYouTubeを見れない娘の機嫌はどんどん悪くなり、ふてくされてしばらく黙り込んでしまうという始末。私も妻に宣言したからには後にも引けず、めげずにまずはしりとりゲームや連想ゲームなどで、場を繋ぐことから始めました。それが意外に楽しかったのか、娘はだんだんと乗り気になってきてくれて、いつの間にか本気の勝負になり、到着するころにはお互いが熱くなっているぐらい盛り上がっていました。そんなことを数回ほど重ねると、娘から少しずつお話をしてくれるようになりました。保育園のこと、コペルで習ったこと、ママのことなど。どの話も私にとってはとても新鮮で、毎回娘の話を聞くのがとても楽しみでした。特には、大人びた娘の会話にこちらが圧倒されることもありました。
気が付くと、いつしか家とコペルの往復80分の道中は、私と娘との楽しいデートの時間になっていました。(娘がどう思っていたかは知りません。笑)
女の子なので、父親のことを避けたり嫌いになったりする時期もあるでしょう。でも、父親として娘と向き合う時間を作れたことは、私にとってとても貴重な経験になったと思います。いまは、「次はいつ娘とデートできるかなぁ」と淡い期待を抱きながら、日々娘との時間を過ごしています。

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